健康診断でよく聞くLDLとHDLの数値、どう見ればいい?今さら聞けないコレステロールの基礎知識
こんにちは!
八丁堀・新富町のパーソナルジム「LEDONIA」の宇野です🏋️♀️
皆さんは健康診断で「コレステロール値が高い」と指摘された経験はありませんか?
コレステロールには「善玉」と「悪玉」があり、私たちの健康に大きく影響を与えます。本記事では、LDL(悪玉)とHDL(善玉)の違いや基準値、健康診断結果の見方をわかりやすく解説します。
1. コレステロールとは?
コレステロールは、細胞膜やホルモンを作るために必要な脂質の一種です。しかし、血液中のコレステロールが多すぎると、血管の壁に蓄積して動脈硬化などのリスクを高めます。
2. LDLとHDLの違い
- LDLコレステロール(悪玉):コレステロールを肝臓から全身に運ぶ役割を担いますが、増えすぎると血管に蓄積して動脈硬化を引き起こす原因に。
- HDLコレステロール(善玉):血管内の余分なコレステロールを肝臓に運び、動脈硬化を予防します。
このバランスが崩れると健康に影響を与えるため、適切な範囲内に保つことが重要です。
3. 健康診断での基準値
日本では以下の基準値が一般的です:
- LDLコレステロール:65~163 mg/dL(140 mg/dL以上で脂質異常症と診断されることも)
- HDLコレステロール:
- 男性:38~90 mg/dL
- 女性:48~103 mg/dL
基準値を超えている場合でも、すぐに治療が必要というわけではありません。医師の判断や生活習慣の見直しがカギとなります。
4. コレステロール値が健康に与える影響
- 高LDLコレステロール:血管に蓄積し、心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高めます。
- 低HDLコレステロール:余分なコレステロールが回収されず、動脈硬化が進行する可能性があります。
コレステロール値は、将来の健康リスクを予測する重要な指標です。
5. 健康診断結果を理解するためのポイント
- 基準値の確認:健康診断結果を受け取ったら、自分の数値が基準範囲内かを確認。
- 医師に相談:数値が高かったり低かったりした場合は、必ず医師と話し合う。
- 生活習慣の改善:数値が少し高めの場合、食事や運動で改善が期待できます。
6. コレステロール値を改善する生活習慣
- 食事の見直し
食物繊維やオメガ3脂肪酸を含む食品(青魚、ナッツ、野菜など)を意識的に摂取。脂っこい食事や加工食品を控えることも効果的です。 - 運動の習慣化
ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動がHDLコレステロールを増やし、LDLを下げる効果があります。 - ストレス管理
適度な休息や趣味の時間を確保することで、コレステロール値の安定につながります。
7. よくある質問(Q&A)
- Q:「LDLが高い場合、すぐに薬を飲むべき?」
A:生活習慣の改善をまず試みることが一般的です。医師と相談して判断しましょう。 - Q:「HDLを増やすにはどうしたらいい?」
A:有酸素運動や魚、ナッツ類を摂取することが効果的です。
8. まとめ
コレステロールは、健康診断で確認できる重要な指標です。LDLとHDLのバランスを整え、動脈硬化や生活習慣病のリスクを減らしましょう。数値が気になる場合は、早めに医師に相談し、生活習慣を見直すことが未来の健康を守る一歩です。
LEDONIAではコレステロール値や生活習慣病予防のための食事指導なども可能です!気になることがあれば、お気軽にお問い合わせください!