【腸内環境】痩せやすいカラダへの第一歩。

本日は腸内環境についてお話します。

腸は「考える臓器」として「第二の脳」と呼ばれております。

腸はただ栄養を吸収し、便として排出するだけではなく、腸に入ってくる[良いもの]や[悪いもの]を、何が身体に良くて、何が悪いものなのかを記憶する事ができるのです。

また、脳に次いで二番目に多い約1億個もの神経細胞が存在し、

脳内の神経伝達物質である「セロトニン」の95%が、腸で作られているという研究報告もあります。

多くの神経や血管が集中している器官ですので緊張するとお腹が痛くなってしまうのはこの為ですね。

この様に生活習慣やストレスが腸内に影響を与え、また腸内環境が健康に影響を与えているという事が分かりますね。

【腸内細菌とは】

私たちトレーナーはお客様に

「腸内環境を整えましょう」とお伝えする事がよくあるかと思います。

では、「腸内環境が乱れている状態」とはどの様な状態なのでしょうか。

「腸内環境」を整える上で重要なのが「腸内細菌」です。

「腸内細菌」とは

・善玉菌(20%) : ビフィズス菌・乳酸菌 → 身体の健康維持に貢献

・悪玉菌(10%) : ウェルシュ菌・大腸菌 → 腐敗物質を生産し健康に害を与える

・日和見菌(70%) : 善玉菌にも悪玉菌にも該当しない → 腸内環境によって働きが変わる

これら3つの菌のバランスが乱れた状態が「腸内環境の乱れ」ということになります。

【悪玉菌が多くなると、、】

・免疫力が低下し、アレルギー物質に過剰に反応する

・太りやすくなる

・栄養の吸収率が悪くなる

・肌が荒れる

・便秘になる

・体臭が出る

など様々な身体の不調がでてきます。

日和見菌はその時々で優勢な方の菌として働く為、善玉菌が常に優勢である様な

腸内環境を維持する事で日和見菌も善玉菌として働く事ができます。

【改善策】

気をつけたいのはやはり食生活です。

善玉菌を増やす食材を積極的に摂りましょう。

〔善玉菌の多い食材〕

・動物性乳酸菌 : ヨーグルト、チーズ、乳製品(善玉菌を多く含むもの)

・植物性乳酸菌 : 味噌、醤油、納豆、漬物(菌を生きたまま腸に届ける事ができる)

〔善玉菌の餌になる食材〕

・不溶性食物繊維の多い食材 : 野菜類、豆類、イモ類、キノコ類

・水溶性食物繊維の多い食材 : 海藻類、果物類

※水に溶けない不溶性食物繊維は摂りすぎると逆に便秘を招いてしまいますので

注意しましょう。

それぞれの食物繊維の摂取割合は『不溶性食物繊維 : 水溶性食物繊維=2 : 1』 が理想です。

【まとめ】

腸内環境を良い状態に保つことは、健康状態を維持することはもちろん、美容やダイエット・ボディメイクを成功させるためにも切っても切れない関係にあります。

善玉菌の多い食材をバランスよく積極的に摂るようにし、常に腸の中を整えた状態にしておきたいですね。

ダイエットや健康的な身体づくりにはトレーニングだけではなく、お食事の管理も大事です!

LEDONIAではトレーニングに加えて、お食事の管理指導もしておりますので、ぜひ一度体験トレーニング・カウンセリングにお越し下さい♫