【体温調節】理想的な体温で心身を整える。

本日は『体温』についてお話したいと思います。

人間の体温は高すぎても、低すぎても体の機能に支障を来し、生命が維持できなくなります。

体温が低すぎると風邪やインフルエンザのような感染症にかかるリスクが高いと言われています。

最近ではコロナウィルスの関係で、検温する機会も多いのではないでしょうか。

このような病気や健康について以外でも、体温はダイエットやボディメイクにも深く関わっています。

【理想的な体温】

 ・理想とされているのは36.7~37.1度。

 ・本来、人間の身体は体温36.5度以上で正常に働くようにできています。

 ・35度台は適正体温に比べると免疫力が低いです。

【体温と基礎代謝】

 ・体温は1度上がると基礎代謝は13%,免疫力は5~6倍上がると言われています。

 ここで体温が下がる習慣と、体温を上げる方法をまとめました。

<体温が下がる習慣>

 ・運動不足

 ・栄養バランスの偏り

 ・湯船に浸からない

 ・冷暖房に頼った環境

 ・ストレス

 ・冷たい物を摂取しすぎる

<体温を上げる方法>

 ・筋トレ

 ・褐色脂肪細胞を活性化させる

 ・食事(食事誘導性熱産生)

 ・湯船に浸かる

【体温と脂肪】

 ・脂肪の働きの一つとして保温効果があります。

 ・そのため体温が低い場合、体温の観点から言うと36.5度を保つために恒常性が働き、脂肪が蓄えられやすくなります。

 ・局所的に脂肪が落ちづらい部位は体温が低いことが原因の場合があります。

【例えば..】

「なかなかお腹が減らない」という方に関して、体温という観点から、お腹の体温が低い事が考えられます。

そのため体温を保つために脂肪がついていると考えると、お腹の動きを高める必要があります。

チェックポイントとしては、腹横筋が使えているか。そのために横隔膜が働いているか。

をチェックし、日常の呼吸の仕方を指導して、お腹の働きを高められるようにするというアプローチもあります。

〜ちなみに..〜

1954年初版の『医学大辞典』(南洋堂)によると、50年前の日本人の平均体温は36.89度。生活習慣の変化により2008年のデータでの日本人の平均体温は36.14度。

現在の日本人の方が50年前よりも免疫が低く、痩せにくい身体になっていると言えるかもしれません。

体質改善の一つの目安として、皆さまも体温の管理をしていきたいですね。

 【まとめ】

このように理想的な体温を保つことは、病気になりにくい健康的な体を手に入れることができ、基礎代謝を上げることによって、ダイエットやボディメイクを成功に導くのです。

LEDONIAではトレーニングに加えて、お食事の管理や健康的な体を目指す指導もしておりますので、ぜひ一度体験トレーニング・カウンセリングにお越し下さい♫