【トランス脂肪酸】狂ったアブラに要注意‼︎

今回は健康やダイエットの敵とも言える『トランス脂肪酸』についてのお話です。

欧米各国では、トランス脂肪酸を『殺人脂肪』としており、

トランス脂肪が一定基準よりも多く含まれてる食品を違法としています。

成人になったら年齢は関係なく、いかにゆっくり、いかに健康的に老いるかだと思います!!

60歳で寝たきりの方もいれば、スポーツもやっていて元気に過ごしている方もいらっしゃいます。

その違いは、『どんな食生活をしてきたか』が大きいと思います。

トランス脂肪酸はそんな『健康寿命』を大きく左右します。

トランス脂肪酸は、いろんなところに含まれています。

【インスタント食品、スーパー・コンビニの揚げ物、アイス、チョコ、スナック菓子、パン、ケーキ、フライドポテトなど。。。】

トランス脂肪酸は、人工的に作られた油という話は以前しましたが、

それを使用する一番の理由は『保存しやすい』からです。

人間の体にとっては不自然なものであるため、分解・代謝するのに時間がかかり、

大量のビタミン、ミネラルが消費されます。

また、体内に蓄積されやすく、活性酸素を大量に発生させたり、

他の良質な脂肪酸の働きを妨げたり、さまざまな悪い働きをします。

*トランス脂肪酸の怖いところ*

①体内でなかなか代謝されず、内臓脂肪として蓄積される。

肥満、高脂血症、高血圧、糖尿病の原因となります。

②分解・代謝に大量のビタミン・ミネラルを消費。

糖質や脂質やたんぱく質の代謝が鈍くなったり、酵素の働きも悪くなるため、太りやすくなります。

③細胞膜にダイレクトに悪影響を及ぼす。

すべての細胞膜は脂質で構成されています。

細胞膜の働きは、『細胞に必要な酸素や栄養を吸収する』

『細胞内で発生した老廃物を排泄する』『情報を伝達する』

など重要な役割を果たしています。

トランス脂肪酸が入り込むと、必須脂肪酸が役割を果たせなくなります。

その結果、細胞自体の働きが弱くなり、細胞の生命活動に必要なものが流出してしまい、

有害物質が侵入しやすくなり、細胞が壊わしてしまうことがあります。

結果、肥満や老化促進、認知症、うつ病のリスクが高まりますので、要注意です!!

【まとめ】

このように体に悪いとされている『トランス脂肪酸』ですが、欧米各国とは違い、日本では国家レベルでの対応はまだありません。

日本人は欧米人に比べて、トランス脂肪酸の摂取量が少ないことや、トランス脂肪酸の働きを抑えるリノール酸の摂取量が多いことが理由として挙げられています。

事実、現段階では日本でのトランス脂肪酸による健康被害は少ないと考えられますが、スナック菓子が好きな人や、ファーストフードでの外食が多い人は注意が必要です!!

ダイエットや健康的な身体づくりにはトレーニングだけではなく、お食事の管理も大事です!

LEDONIAではトレーニングに加えて、お食事の管理指導もしておりますので、ぜひ一度体験トレーニング・カウンセリングにお越し下さい♫