【油の種類】質がダイエットを左右する‼︎
前回のトピックスでは、ダイエットや健康な身体づくりには『油(脂質)』が必要であるというお話をしました。
今回はその油の中でも、体に悪いもの、良いものを分けてご紹介します。
【体に悪い油】
①トランス脂肪酸
代表的なものは、『マーガリン』や『ショートニング』です。
植物油に水素を添加し、無理矢理固形にさせた人工的に作られた油です。
人間の体の中で分解代謝することが難しく、
分解するために大量のビタミン、ミネラル、消化酵素が消費され、
体に負担をかけてしまいます。
また、体内で活性酸素を作り出し、老化や病気の元になったり、
中性脂肪を増加させたりします。
②酸化した油
油は長時間、光や空気と接触したり、高温で加熱されたりすると酸化します。
酸化した油を摂取すると、体の酸化(老化)を促進します。
③過剰なリノール酸
リノール酸は植物性の油で、代表的なものだと『サラダ油』です。
市販のドレッシング、マヨネーズ、揚げ物、スナック菓子などに多く含まれます。
その他、大豆や小麦・米などの穀物にも含まれています。
リノール酸の過剰摂取は、血液をドロドロにしたり、脂肪の増加、炎症の促進、
精神不安定、などを引き起こします。
【体に良い油】
①αリノレン酸
オメガ3系の脂肪酸で、代表的なものは『アマニ油』『えごま油』『しそ油』などです。
α-リノレン酸には、血液をサラサラにしたり、脂肪の増加を抑制、
炎症の緩和・抑制、精神を安定させる、アレルギーの予防・緩和、などの効果があります。
リノール酸とは逆の作用があります。
α-リノレン酸は、加熱をすると効力が落ちてしまうので、
常温で摂取する必要があります。
②EPA・DHA
オメガ3系の脂肪酸で、サバ、アジ、イワシ、サンマなどの『青魚』に多く含まれます。
DHAには、血液の流れを良くしたり、脳の働きを活性化したりする働きがあります。
また美肌効果も期待できます。
EPAは、中性脂肪を低下させる働きがあります。
EPAとDHAを一緒に摂取すると、相乗効果で効果が高まります。
③オレイン酸
オメガ9系の脂肪酸で、代表的なものとしては『オリーブオイル』『米油』です。
皮膚から出る油(皮脂)に最も多く含まれる成分のため、
乾燥肌の予防に有効です。
また、酸化しにくいので、加熱調理にも向いています。
【まとめ】
このように油の中でもたくさんの種類があります。
意識しないで食事をしていると、この世界は体に悪い油で溢れています。
体に悪い油を摂取し続けると、体脂肪が増加してしまうだけでなく、生活習慣病などの病気にもなりかねません。
上記をご参考にしていただき、体に良い油を積極的に意識して摂取していきたいですね!!
ダイエットや身体づくりにはトレーニングだけではなく、お食事の管理も大事です!
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